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澁谷篤 〜 Shibuya Atushi 〜


仙台市出身。田村宏、W・カンディフ、園田高弘、東京芸術大学ピアノ科入学後は小林仁の各氏に師事。1975年同大学卒業。同年、仙台と東京でリサイタルを開催。'76年から3年間ニューヨークのジュリアードに奨学金を得て留学。ピアノをウォブスターに、室内楽をガリミヤ、カールソンの各氏に学ぶ。ジュリアード・ポールホールをはじめ、ニューヨーク市外で独奏会を持ち、また伴奏者としても度々出演。
'79年に帰国後は、仙台・福岡・東京で度々リサイタルを催し、また、福岡・埼玉・東京ならびに岩手・福島・秋田・山形・宮城県内の諸都市で招請リサイタルを行っている。
独奏と室内楽の演奏会の数は100回を優に超え、取り上げた作品もバロックから新作にまで及ぶ。20代では現代音楽や新作の初演に多く関わってきたが、30代以降になるとベートーヴェンに積極的に取り組み、彼のピアノソナタをライフワークと捉えて機会あるごとに取り上げてきている。
オーケストラとの競演も数多く、殊に地元の仙台フィルとの共演は、宮城フィル時代からのものも含めると10回に及ぶ。競演した曲はバッハから、東北博覧会会場からテレビ中継された映画音楽「動乱」のピアノ独奏も入れると20曲にのぼる。
また,仙台フィル団員を中心に室内オーケストラを組織し、その演奏会でピアノ協奏曲やベートーヴェンの第7交響曲を指揮。
放送出演では地元ラジオ局の音楽番組のほか、NHK-FMでも「現代の音楽」や「FMリサイタル」等に幾度か出演している。またテレビ出演では演奏のみならず解説を行った事もある。
過去17年間にわたる大学での指導期間中は、学内のみならず東北各地の都市において、音楽教師対象の講座を数多く催して,音楽教育に関わる諸問題を扱って意識の変革を促してきた。また子弟教育にも熱心に取り組み、地域の音楽文化の有望な担い手を数多く育成してきている。
現在は, 年を追って減りつづける児童生徒数が音楽教育機関に与える影響と、今後加速度的に亢進されるIT化の動きが音楽教育にどのように関わって来るか,という問題に対する模索を続けている。仙台市在住。





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